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5月15日は「ヨーグルトの日」

ヨーグルトが教えてくれた、ジョージアのやさしい味|料理家リレーエッセイ&レシピ12|大前うららさん

ヨーグルト愛の人々 投稿日:2025.11.04

ヨーグルトが教えてくれた、ジョージアのやさしい味|料理家リレーエッセイ&レシピ12|大前うららさん

日々の食卓を彩る身近な存在であり、国や地域、個人によってさまざまな楽しみ方があるヨーグルト。

この連載では、料理家やエッセイストによる、ヨーグルトにまつわるエピソードやレシピを、リレー形式でお届けします。

今回レシピを紹介してくれるのは、料理&パン教室主宰・料理家の大前うららさんです!

私のライフワークは、世界のおいしい出会いを求めて旅をすること。今年は春と夏の2回、中学生の息子とふたりでコーカサス地方にあるジョージアを訪ねました。

朝食にヨーグルトが欠かせない私たちは、どの国を訪れてもスーパーのヨーグルトコーナーをチェック。ジョージアでは、見た目のかわいさに惹かれて購入した素焼きの壺入りヨーグルトがあまりにもおいしくて、滞在中何度もいただきました。

さつまいもとブルーチーズのヨ-グルトサラダ

壺に書かれている文字はジョージア語で「ムティウレティ(山岳地帯の名称)のヨーグルト」という意味です。もちろん、壺は日本にお持ち帰り。ヨーグルトポットコレクションに加わりました。

ヨーグルトが食生活に密着したジョージアでは、そのまま食べるだけでなく、国民食と言われているチーズ入り惣菜パン「ハチャプリ」の生地、ヨーグルトとハーブの温かいスープ「マツヴニス・スピ」など、様々な料理にヨーグルトを活用しています。

そこで今回は、日本でも手軽な材料で簡単に作れるジョージア風の温かいスープをご紹介します。寒さが増すこれからの季節はもちろん、ハーブを加えることで夏は爽やかにいただけます。さわやかな酸味、クリーミーなおいしさをぜひおためしください。

さつまいもとブルーチーズのヨ-グルトサラダ

ジョージア風温かいヨーグルトスープ

さつまいもとブルーチーズのヨ-グルトサラダ

材料 2人分

  • プレーンヨーグルト:200g
  • 水:400g
  • 玉ねぎ:1/4個・・・みじん切り
  • にんにく:1片・・・みじん切り
  • お米:20g・・・水洗いする
  • 卵:1個
  • 無塩バター:10g
  • サラダオイル:10g
  • 薄力粉:大さじ1
  • 好みのハーブ(今回はディルを使用):適量・・・細かく刻む
  • 塩:適量
  • 黒胡椒:適量

作り方

1.鍋に無塩バター、サラダオイルを入れ火にかける。

2.無塩バターが溶けたら、玉ねぎ、にんにくを加え、透明感が出るまで炒める。

さつまいもは皮付きのまま8㎜厚さに切って耐熱容器に入れる。

3.薄力粉を加え1分程度炒める。

4.水を加え混ぜ、沸騰したら米を加える。

5.ボウルにヨーグルトと卵を入れ、泡だて器でよく混ぜる。

はちみつを加えて、さつまいもを粗くつぶす。

6.4の米が煮えたら、5を少しずつ加え混ぜ、ふつふつとしたら火を止める。

7.塩で味を調え、好みのハーブを加え、器に注ぐ。

はちみつを加えて、さつまいもを粗くつぶす。

ハーブは、ジョージアではディルを使用しますが、パセリ、パクチー、ミント、チャービルなどお好みでどうぞ。

リレーエッセイ、次回は「時短料理研究家」の若菜まりえさんが登場します。

お楽しみに!

記事を書いた人

大前うらら
大前うらら

食卓で世界を旅する楽しみを伝える【世界の料理&ハード系パンの教室・ガストロノマード】を横浜にて主宰。

旅行会社勤務を経て、8年間の食探求留学に出る。ナショナル・ベーカリー・スクール・ロンドン、ル・コルドン・ブルー・パリ校で料理、製菓、製パンを学び、ディプロム(学位)を取得。同校アシスタント、ホテル、レストラン、カフェ等で修業の後に帰国する。

自宅アトリエでの料理教室のほか、企業料理セミナー講師、子供料理クラブ講師、イベント講師、エッセイやガイドブックの執筆などを行う。

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