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ナチュラルだから、記憶に残る。吉祥寺の生フローズンヨーグルト専門店「ウッドベリーズ」

外で食べる 投稿日:2026.01.24

ナチュラルだから、記憶に残る。吉祥寺の生フローズンヨーグルト専門店「ウッドベリーズ」

こんにちは。筆者は「すしログ」という鮨専門サイトを運営しつつ、国内外の料理を食べ歩いて20年の「食の変態」大谷だ。食のために世界を放浪し、石毛直道先生を敬愛して文化人類学を専攻。食べ歩くだけではなく自ら料理することを是としている。

今回ご紹介する「ウッドベリーズ」は、吉祥寺にあるフローズンヨーグルトの専門店だ。飲食店の盛衰が激しい吉祥寺で1997年から続く名店で、“生”フローズンヨーグルトが看板メニューである。

ウッドベリーズ

こちらのフローズンヨーグルトは非加熱で、フルーツは生産者さんから直送されている。原料にシンプルに向き合った結果、ほかのどこでも食べられない傑作を生み出すことに成功。結果として、老若男女に愛されていて、誰もが笑顔で食べているのが印象に残る。

ご存知のとおりヨーグルトは免疫力を高めてくれる食品だが、それがアイス状になり、上質なフルーツと合わさることで、ヘルシーで魅力が増すスイーツとも言える。

それでは、「ウッドベリーズ」の魅力を、お伝えしよう。

ウッドベリーズ

生フローズンヨーグルトという哲学。「ウッドベリーズ」のこだわりとは?

「ウッドベリーズ」は、1997年に吉祥寺で創業されたヨーグルトスイーツの専門店だ。ベースとなるヨーグルトは全て自家発酵で作られている。そして、ヨーグルトの主原料である生乳は八ヶ岳産を使用。水が綺麗であることと、東京への輸送時間が短いことが八ヶ岳産を選定する理由だそうだ。

さらに、発酵に使用する乳酸菌は、味覚を考慮して数種類をブレンドすると言う徹底っぷり。あくまでも自店のフローズンヨーグルトに最も合う乳酸菌を考えている点が崇高と言えよう。ここまでミルクと乳酸菌に向き合うお店は稀有だ。

そして、「ウッドベリーズ」は自らのフローズンヨーグルトを“生”フローズンヨーグルトと呼んでいる。この“生”には2つの意味が込められていて、ひとつは加熱殺菌をしていない「乳酸菌が生きているヨーグルト」を使用しているため。もうひとつは、「加工されていない、フレッシュフルーツ」を使用しているためだ。

フルーツは契約農家さんから直送されていて、お店に貼られている生産者さんマップを見ると、きっと誰もが驚くはずだ。

ウッドベリーズ契約農家一覧

結果として、非常にナチュラルかつ美味しい味わいを実現している。香料、増粘材や着色料などの添加物を使用するスイーツが多い世の中だからこそ、「ウッドベリーズ」の生フローズンヨーグルトは突出した美味しさを誇っている。

公式サイトには「私たちのフローズンヨーグルトは、一口目のインパクトはさほどないかもしれません」と書かれているが、いやいや、とんでもない。ちゃんと味がわかる人ならば、一口目から「なんだ!この美味しさは!」と驚くはずだ。

そして、食べ疲れず、最後の一口まで笑顔で食べ続ける。濃厚な味付けが主流となっている現代において、食べ疲れない味は本当に嬉しい。

ウッドベリーズ本店

なお、「ウッドベリーズ」は吉祥寺に2店舗あり、本店は駅近(公園口)。ご覧のとおりイートインスペースは少ない店舗なので、テイクアウトがメインだ。井の頭公園で食べるのが気持ち良い。

ゆったりといただくならば、本町稲荷通り沿いにある「ウッドベリーズマルシェ」がベターかもしれない。

本町稲荷通り沿いにある「ウッドベリーズマルシェ」

こちらにはテーブルや席があり、大きなガラス窓から陽光が差し込むので、リラックスしていただける。メニューも幅広く、ヨーグルトパフェやヨーグルトサンドウィッチも提供。「マルシェ(市場)」と冠するだけあって持ち帰り用の飲むヨーグルトや、有機栽培フルーツなども販売されている。

それでは、実際にいただいた食レポをお届けしよう。

一口目から違いがわかる、生フローズンヨーグルトの魅力

「ウッドベリーズ」で頂いたものは以下のとおりだ。

  • 生フローズンヨーグルト ダブル(200g):840円 ×2

季節もののフルーツが何かは、メニューを見れば一目瞭然である。

メニュー

オーソドックスなヨーグルトをベースに、バラード(洋梨)とプルーン(+50円)を選んだ。季節のフルーツの種類が豊富なので、初訪問でも次にまた来たくなる。

なお、サイズは他にも写真のとおり、Sサイズ(100g)490円、Mサイズ(140g)620円がある。

プレーンヨーグルト(左)と洋梨(右)
プレーンヨーグルト(左)と洋梨(右)

こちらの生フローズンヨーグルトは、ヨーグルト由来の酸味がキリッと効いていて、それでいて酸っぱすぎず、清涼感を与えてくれる。甘味もほど良く、一口食べた後に口中がべったりしない。

砂糖だけでなくハチミツも使用されているようで、バランスが良い。そして、テクスチャーは全くシャリシャリしておらず、微粒子がさらりと溶けて、極めて滑らかだ。

洋梨はプレーン味よりもテクスチャーがもっちりしていて、洋梨の香りがあくまでも自然に上品に漂う。ふんわりと香るフルーツ系スイーツは奥ゆかしくて良い。

プレーンヨーグルト(左)とプルーン(右)
プレーンヨーグルト(左)とプルーン(右)

プルーンもまたフレッシュなので、フルーツそのものの香りや味わいを楽しめる。日本人にとってプルーンはドライフルーツの方が一般的なので、生のものをいただくと新鮮な発見がある。

フルーツ系はともにフルーツの味わいにヨーグルトの酸味がアクセントとして加わるところが魅力だ。これは生フローズンヨーグルトでなければ楽しめない!

「ウッドベリーズ」の生フローズンヨーグルトは、かなり“ヨーグルト感”を楽しめるが、ヨーグルトそのものとは別物の楽しみができるので、ヨーグルト好きならば必食と言える。

夏バテしそうな真夏から、インフルエンザや風邪が流行る冬まで、いつの季節も美味しく楽しめるので、ぜひとも試してみて欲しい。

ウッドベリーズ本店

住所:東京都武蔵野市吉祥寺南町1-4-1 井の頭ビル1F
電話番号:0422-48-3315
予約可否:予約不可
営業時間:12:00~21:00
定休日:年末年始
座席数:6席(ベンチ1席)

ウッドベリーズマルシェ

住所:東京都武蔵野市吉祥寺本町1-20-14 クスミビル1F
電話番号:0422-27-1981
予約可否:予約不可
営業時間:11:00~20:00
定休日:年末年始
座席数:16席

公式サイト:
https://www.woodberrys.co.jp/

記事を書いた人

大谷悠也
大谷悠也

鮨研究家、ペアリング研究家、「日本鮨酒文化振興協会」代表。鮨の人気を高めるべく「すしログ」を運営し、全国を精力的に回る。鮨に限らず、旺盛な食欲と好奇心にもとづき、日本国内外で6,500軒以上の飲食店を訪問。市場や生産者、醸造家のもとに足を運び、自ら調理も行う。

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