ヨーグルトアカデミーが「Milk Creative Award 2024」の最優秀賞を受賞しました!

みんなのヨーグルトアカデミー

ヨーグルトアカデミーが「Milk Creative Award 2024」の最優秀賞を受賞しました! ヨーグルトアカデミーが「Milk Creative Award 2024」の最優秀賞を受賞しました!

ヨーグルトもメープル味!カナダ・モントリオールで人気のヨーグルト3選とおすすめ朝食アレンジ【在住者レポート】

ヨーグルト愛の人々 投稿日:2025.04.22

ヨーグルトもメープル味!カナダ・モントリオールで人気のヨーグルト3選とおすすめ朝食アレンジ【在住者レポート】

Bonjour!2019年からカナダ・ケベック州のモントリオールに住んでいる北川紗織です。
今回は、カナダのヨーグルト事情や、モントリオールで人気のヨーグルトをご紹介します。

ライフスタイルに合わせてヨーグルトが選べる多文化主義の国・カナダ

現在私が住んでいる「モントリオール」は、カナダのケベック州にある魅力的な都市です。英語も話されていますが、公用語はフランス語。ヨーロッパに影響を受け建てられた美しい建物や、公園、活気あるアートシーン、そして豊かな食文化が特徴です。

ここは森!?と勘違いするほど、広い公園がいくつも点在しています
ここは森!?と勘違いするほど、広い公園がいくつも点在しています
有名なモントリオール・ノートルダム大聖堂
有名なモントリオール・ノートルダム大聖堂

そもそもカナダは1971年、世界で初めて多文化主義政策を採用した国。その影響からか、ヨーグルトもさまざまな種類が楽しめます。

大型のスーパーマーケットや専門店には、伝統的なヨーグルトをはじめ、ヘルシー志向、メープルシロップなどのフレーバー付き、ベジタリアン・ヴィーガン向けのプラントベースのヨーグルトまで、多彩な選択肢がずらり。種類が多くて、どれを選んでいいかわからなくなるほど。

モントリオールのスーパーマーケットのヨーグルト売り場。
モントリオールのスーパーマーケットのヨーグルト売り場。

少々高くても地元産をチョイス。地産地消志向のモントリオール市民

商品の説明など、全て英語とフランス語記載が義務づけられている
商品の説明など、全て英語とフランス語記載が義務づけられている

カナダのなかでも、フランスをはじめヨーロッパ文化が色濃く存在するモントリオールでは、環境問題やオーガニックを意識する人が多く、特に国産。地元産にこだわる人が多いと感じます。

安くて品質が低いと考えられている輸入品を購入するよりも、少し高くても品質が良くて美味しい、そして農家や企業を応援できる国産・地元産がいいという考えです。

私自身もこの考えに触発され、マーケットやローカルなアイテムが揃う小さなお店で食材を買うようにしています。

ケベック産の野菜や果物などが揃う「ジャン・タロン・マーケット」
ケベック産の野菜や果物などが揃う「ジャン・タロン・マーケット」

ヨーグルトに関してもその考え方は同様。友人たちにリサーチした結果、「なるべくカナダやケベックで作られているヨーグルトを購入している」と教えてくれました。

そこで今回は、特に人気が高かったカナダ産のヨーグルトを3つ紹介します。

カナダ・ケベック州の友人たちに人気のヨーグルトベスト3

1.ケベックの農家が作る安心安全な「Ferme Vallée Verte」のヨーグルト

写真はHPより:https://www.fermevalleeverte.com
写真はHPより:https://www.fermevalleeverte.com

私の1番のお気に入りです! フランス人の親友から「このヨーグルトを食べてから、他のを食べられなくなった」と聞き、半信半疑で試した結果、すっかり虜に。

理由はシンプルな味と舌触り。ケベックにある地元農家が着色料・人工香料・保存料を一切使用せず、低温殺菌のノンホモジナイズ牛乳と高品質の素材で作っています。素材のよさが活かされていて、一口食べるとトロトロとした、とってもクリーミーな味わいがします。

フレーバーはスタンダードなバニラやブルーベリー、クランベリー、ストロベリーなどなど、地元産の季節のフルーツを使ったものが中心ですが、私のおすすめは「メープルシロップ味」。

蓋を開けると贅沢にもドロッとメープルシロップが入っていて、ほのかな甘さが最高です!朝ごはんにはこのヨーグルトとパン、そしてコーヒーを合わせて楽しむのが定番になっています。

メープルシロップの爽やかな甘みが広がります
メープルシロップの爽やかな甘みが広がります
濃厚なヨーグルトは、フランス人が好きなハード系のパンと相性抜群!
濃厚なヨーグルトは、フランス人が好きなハード系のパンと相性抜群!

ちなみに、メープルシロップといえばカナダ産が有名ですが、その生産の約70~90%を占めているのがケベック州。世界的にも最も有名な産地です。

秋になるとメープルの紅葉が一気に始まります
秋になるとメープルの紅葉が一気に始まります

そのため、ヨーグルトの味にもメープル味は必須。私は普通のヨーグルトにもメープルをかけて食べるほど、今では欠かせない存在です。

2.冷蔵庫にあったら女子力が上がる!「RIVIERA」のヨーグルト

写真はHPより:https://riviera1920.com/en/
写真はHPより:https://riviera1920.com/en/

1920年にケベック州ソレル・トレーシーで創業した「Riviera」。歴史あるブランドですが、現在はそのおしゃれなデザインで女性に大人気。

特に人気なのが「petit pot(小瓶)」シリーズ。冷蔵庫に入っているとホームメイド?と勘違いしてしまうほど、自然です。

Rivieraの「petit pot(小瓶)」シリーズ。フランス語だと尚更可愛く見えます
Rivieraの「petit pot(小瓶)」シリーズ。フランス語だと尚更可愛く見えます

実際に、おしゃれなフランス人の友人の家に行くと、このシリーズをよく目にします。容器もリサイクルできるので、環境にも配慮されていることがわかります。

また、最近では羊のミルクを使ったゴートミルクヨーグルトや、ヴィーガン対応のココナッツミルクヨーグルト、完全オーガニックのヨーグルトなど、ライフスタイルに合わせた商品が人気とのこと。

ヴィーガンやベジタリアン用のアイテムは普通にスーパーに売っているので、ベジタリアンではない私もよく利用しています。

普通の乳製品のヨーグルトと比べるとさっぱりした味わい
普通の乳製品のヨーグルトと比べるとさっぱりした味わい

私も実際にヴィーガン用のココナッツミルク&レモンヨーグルトを食べてみました。

味は比較的さっぱりしていて、レモンのおかげで後味がすっきり。思ったよりもココナッツの香りがするので、ココナッツ好きの私にはぴったりでした。朝のヨガ帰りや小腹が空いた時にサクッと食べられるので重宝しています!

3.カナダで人気のグリークヨーグルト「Oikos」

写真はHPより:https://www.oikos.ca/en/produits
写真はHPより:https://www.oikos.ca/en/produits

カナダではグリークヨーグルト(ギリシャヨーグルト)を目にすることが多いです。

グリークヨーグルト(ギリシャヨーグルト)は、通常のヨーグルトよりも濃厚でクリーミーな食感が特徴。その理由は、ヨーグルトの液体部分(ホエー)を取り除くことで、より濃縮された状態に仕上げているからです。

鮮やかなブルーがブランドの特徴
鮮やかなブルーがブランドの特徴

この「Oikos」のギリシャヨーグルトも、クリーミーで濃厚な舌触りが特徴。しかも全てカナダ産の牛乳のみを使用しています。

ギリシャヨーグルトは通常のヨーグルトよりタンパク質が多いため、運動好きの友人たちはスムージーに入れて飲んでいるのをよく見かけます。

奥から濃厚なマンゴーソースが登場!
奥から濃厚なマンゴーソースが登場!

私のお気に入りはこのマンゴー味。濃厚でクリーミーなので、サイズが小さくてもお腹に溜まった感じがします!

Québécois(ケベック地元民)のおすすめ朝ごはんレシピ

チアのプチプチした食感がいい!
チアのプチプチした食感がいい!

カナダではヨーグルトの食べ方も実に多彩。友人たちは、スムージーやヨーグルトケーキ、ヨーグルトをマリネしたチキンなど、ヨーグルトを上手にお菓子や料理に活用しています。

中でも私がハマったのが「チアシードとヨーグルト」の朝ごはん。簡単なので、作り方をご紹介します。

<材料>

  • チアシード
  • 好きなヨーグルト(容器の3分の2くらい)
  • メープルシロップ
  • 好きなミルク(容器の3分の1くらい)

レシピは、全ての材料を前日にグルグル混ぜておくだけ。超簡単です!

好きな瓶を煮沸消毒しておいて、好きなヨーグルトとミルクを入れます
好きな瓶を煮沸消毒しておいて、好きなヨーグルトとミルクを入れます
チアシードは好きなだけ
チアシードは好きなだけ
メープルシロップがなかったら、ジャムやハチミツでも代用可能!
メープルシロップがなかったら、ジャムやハチミツでも代用可能!
一晩置き、朝になればオリジナルの朝ごはんが完成!

一晩置き、朝になればオリジナルの朝ごはんが完成! 口に入れると、プチプチと弾ける食感がやみつきです。

私はこの瓶をアトリエや公園に持っていって、朝ごはんとして食べています。気軽に持ち運びできるので、ランチのデザートとしてもおすすめです。

他にもカナダには数え切れないヨーグルトの商品があるので、ぜひカナダに来た時には試してみてください。

記事を書いた人

北川紗織
北川紗織

カナダ・モントリオール在住、フリーランスの編集/ライター/翻訳/冒険家/ナチュラリスト。東京の出版社で雑誌編集やwebマーケティング、コンテンツ制作を経験したのち、カナダへ。現在はアクセサリーやうつわの買い付け業も計画中。

note
https://note.com/saorinsaorin

OTHERS

よく読まれている記事