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東京トップクラスの豪快さ!大久保「エフェリフ ケバブ(EFELIF KEBAB)」で味わうヨーグルトソースケバブ

外で食べる 投稿日:2025.09.08

東京トップクラスの豪快さ!大久保「エフェリフ ケバブ(EFELIF KEBAB)」で味わうヨーグルトソースケバブ

こんにちは。筆者は「すしログ」という鮨専門サイトを運営しつつ、国内外の料理を食べ歩いて20年の「食の変態」大谷だ。食のために世界を放浪し、石毛直道先生を敬愛して文化人類学を専攻。食べ歩くだけではなく自ら料理することを是としている。

今回ご紹介する「エフェリフ ケバブ(EFELIF KEBAB)」は、大久保で人気を博すケバブスタンドだ。JR大久保駅から徒歩30秒ほどの好立地にあり、外観から醸し出される雰囲気は日本離れしている(メニュー表記も英語のみだ)。

エフェリフ ケバブ(EFELIF KEBAB)

同店は筆者が信頼する方が絶賛していたため、以前から気になっていた。このたび真夏日に訪れたところ、ケバブサンドイッチの美味しさは、感動で酷暑を凌駕するほどだった。汗なのか感涙なのか分からない状態で「ご馳走さま!抜群に美味しかったです!」とお伝えしてお店を去った。

それでは、「エフェリフ ケバブ」の魅力を、お伝えしよう。

「エフェリフ ケバブ」の魅力とは?

「エフェリフ ケバブ」は、どうやらトルコ人のご兄弟で営んでいるお店のようだ。間口の狭い物件でひたすらケバブを焼いており、行列が常であるものの、お客さんはイライラすることなく楽しみに待っている。これはひとえにご兄弟の人柄の賜物だろう。

トルコ人のご兄弟で営んでいるお店

筆者もオーダーした後、太陽と店内からジリジリと常に熱気を感じながら待った。普通ならこの熱気でぐったりしてしまいそうなものだが、調理風景を見ながらお話をすると、待っている時間も楽しみの一つになる。

調理風景

こちらのお店は、Googleマップのレビューを見ると、ボリュームの多さに関する言及が多い。

「成人男性2人で1つでもお互いお腹いっぱいになるのでは?と思えるくらい量が凄い」
「食が太くなければ1日これだけ食べれば充分なんじゃないか」
「1人で食べるには2周り程大きいサイズなので、空腹時にお勧めします」
「量もかなり多いので2食に分けて食べてます」

そんなレビューに恐れをなして妻と2人でLサイズを頼んだ。それでも大丈夫だろうか?と危惧しつつ…。

しかしながら結果としては、ペロリと完食。むしろお互い腹7分目程度だったので、世間の人は食が細いのだろうか…?と訝しんだ次第である。多少食べ歩きをしている方ならば、量に恐れる必要はない。とは言え、一般的なケバブスタンドよりは遥かに大盛りなのは確かだ。

それでは、実際の料理のレポートをお届けしよう。

「エフェリフ ケバブ」の料理を紹介!

メニューは豊富なので、訪れる前にイメージしておいたほうが得策だ。

メニュー

ベジメニューも用意されており、多様なニーズに応えてくれる。

ケバブサンドイッチ Lサイズ

そして、僕がいただいた料理は以下のとおりだ。

  • ケバブサンドイッチ Lサイズ 950円

ソースは7種類から選べる。

ソースは7種類から選べる。

個人的なイチオシはヨーグルトソースだ。

ヨーグルトソース(メニュー表)

お店の周りには、食べる前から期待が高まる香りが広がっている。さらにオーダー後に調理してくれるので、香りが高まり続ける。

そして、期待を胸に手渡されたケバブサンドイッチは、確かにデカい!

ケバブサンドイッチ

ずっしりと重たいケバブはトルコ現地を含めて未体験だ。調理風景を見ていると、肉をたっぷり乗せてくれているので、重量の構成要素はほぼ肉!これは唯一無二のケバブである。

いざいただくと、ビーフはスパイスが効いていて、実に味わい深い。こちらは挽き肉を固めて削り取って鉄板で焼く独自のスタイルで、オリジナリティの高さを感じる。

挽き肉を固めて削り取って鉄板で焼く独自のスタイル

ソースはヨーグルトをオーダーしたが、イスケンデルと思われる淡いオレンジ色のソースも掛かっている。肉の味わいが強いので、ヨーグルトソースの酸味とは相性抜群。

日本では「ケバブと言えばオレンジ色のソース」かもしれないが、個人的にはトルコ現地のようにソースの主張が控えめな方が好みだ。よって、こちらのケバブは肉の味付けメインで楽しませてくれる点が琴線に触れる。

サービスで付けてくれたフレンチフライ

サービスで付けてくれたフレンチフライはもはやマストとも言える存在。こちらのケバブはカサがあり中々ピタパン部分に到達しないので、フレンチフライと肉を最初に食べるのが適切なリズムであると感じた。もしかすると、リピーター全員がフレンチフライをつけるのがわかっているのでサービスをされているのだろうか…?

こうして食べ進め、ようやくピタパンに到達するとキャベツと肉がやっと“現実的な”バランスとなる。これは少々さみしくもあるが、サンドイッチとして楽しむのはここからだ。 ピタパンは一番底にあるので肉汁で柔らかくならないか心配であったが、全くも持って杞憂。しっかりと全ての具を受け止めてくれていた。

総じてオリジナリティが光るケバブで、美味しさだけでなく唯一無二の個性があるため人気を博しているのだと実感した。ドリンクをサービスしてくれる点も嬉しい。

ドリンクをサービスしてくれる点も嬉しい

エフェリフ ケバブ(EFELIF KEBAB)

住所:東京都新宿区百人町2-23-1
電話番号:080-3718-1434
予約可否:予約不可
営業時間:11:00〜24:00

定休日:無休

記事を書いた人

大谷悠也
大谷悠也

鮨研究家、文筆家、ブロガー。鮨の人気を高めるべく「すしログ」を運営し、全国を精力的に回る。鮨に限らず、旺盛な食欲と好奇心を腹に、日本国内外で6,000軒以上の飲食店を訪問。市場や生産者、醸造家のもとに足を運び、自ら調理も行う。

すしログ
https://sushi-blog.com/

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