暑い季節にぴったりの、ひんやり軽やかなヨーグルトゼリー。プレーンヨーグルトと牛乳をゼラチンで固めるだけで、火を使わずに簡単にできるレシピをご紹介します。
味わいは、乳製品のまろやかなコクがありながら、後味はさっぱり。甘さははちみつで控えめにしてあるので、フルーツソースで、見た目や味のアレンジも自在です。
今回は、混ぜて冷やすだけの基本のレシピに加えて、さらに楽しめるアレンジレシピ2品もご紹介します。
[一生使える基本のレシピ]ヨーグルトゼリーの作り方
材料(4個分)※1個90mlのカップ
- プレーンヨーグルト:200g
- 牛乳:100ml
- はちみつ:大さじ1と1/2
- グラニュー糖:大さじ2
- 粉ゼラチン:5g(※1)
- 冷水:大さじ2
- ミント:適量
※1:粉ゼラチンは、製菓材料店ので販売している5g1包の商品や、「クックゼラチン」「ゼライス」などを使用してください。
作り方
1. ゼラチンは冷水を入れた耐熱容器に加えて10分ほどふやかしておく。
*クックゼラチンを使用すると、少し固めに仕上がる。

2. ボウルにプレーンヨーグルト、牛乳、はちみつ、グラニュー糖を加えて泡立て器で混ぜる

3. 1の耐熱容器に入ったゼラチンをほぐし、2を大さじ5杯加えてラップをする。電子レンジ(600w)で40秒ほど温め、ゴムベラで混ぜてゼラチンを溶かす。
*加熱温度は60℃が目安。ゼラチンは温めすぎると凝固作用が弱くなってしまう。
4. ゼラチンが溶けたら、2のボウルの中に戻して、ゴムベラで全体を混ぜる。それぞれのカップに注ぎ、冷蔵庫で3時間ほど冷やし固め、ミントやお好みで果物を飾る。

フルーツソースでアレンジ無限大!マンゴーやベリーで手軽にグレードアップ

基本のヨーグルトゼリーができたら、ソースでアレンジを楽しんで。ヨーグルトと相性のいいマンゴーソースをかければ、たちまちトロピカルな味わいに変身。冷凍のベリーでも同様にソースを作ることができます。
材料
- 冷凍マンゴー:100g(生でも可)
- グラニュー糖:大さじ2
- 水:大さじ1
作り方
1. 冷凍マンゴーを1cm角にカットし、鍋に全ての材料を加える。
2. 鍋を中火にかけ、沸騰し始めたら弱火にし、ゴムベラで混ぜながら5分ほど煮詰める。
3. ゴムベラでかくと鍋底が見えるくらいまでとろみがついたら、耐熱容器に入れて冷まし、冷蔵庫で冷やす。

憧れの二層ゼリーに挑戦!ヨーグルトとピンクグレープフルーツでつくる、ジューシーな大人のデザート
ヨーグルトゼリーができあがったら、さらに一層重ねて、美しい二層のゼリーを作ってみましょう。ピンクグレープフルーツのゼリーを重ねれば、ほろ苦さと爽やかさが加わった大人の味わいに。彩りも美しく、おもてなしにもぴったりです。

材料
- ピンクグレープフルーツの果肉:100g(1/2個)
- ピンクグレープフルーツの果汁:1/2個
- グレープフルーツジュース:適量
- グラニュー糖:大さじ2
- 粉ゼラチン:3g
- 冷水:大さじ1
作り方
1. ゼラチンは冷水を入れた耐熱容器に加えて10分ほどふやかしておく。
2. ピンクグレープフルーツ1/2個(約100g)は皮を剥いて房から取り出し、1cm角にカットする。残り1/2個は絞り、グレープフルーツジュースと合わせて100mlに計量しておく。

3. 耐熱容器に果汁とグラニュー糖を加えてラップをし、電子レンジ600wで1分温め、ほぐしたゼラチンを加えてゴムベラで溶かす。
4. 氷水に当てて果汁を冷やす。温かいままヨーグルトゼリーに加えるとヨーグルトゼリーが溶けてしまうので、しっかり冷やす。

5. 2の果肉と合わせて、固めたヨーグルトゼリーの上に流し込み、冷蔵庫でさらに2時間冷やし固める。