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徹底解説!編集部が見る、日本のヨーグルト事情「みんなでつくるヨーグルト白書2023」見どころポイント

ヨーグルトラボ 2023.05.19

徹底解説!編集部が見る、日本のヨーグルト事情「みんなでつくるヨーグルト白書2023」見どころポイント

5月15日のヨーグルトの日を前に発表した「ヨーグルト白書2023」は、ご覧いただけましたでしょうか?まだの方はぜひこちらの記事へ。

今回は編集部から、より詳しい内容についてレポートします!

①無糖・プレーン派が大多数

日本のヨーグルト事情

もっとも購入するヨーグルトの種類について尋ねたところ、56.5% が「無糖・プレーン」と回答。「加糖・プレーン」(22.9%)と合わせるとおよそ8割がプレーン派でした。

スーパーやコンビニに行くと、甘みが付いたヨーグルトや、フルーツ入りの商品をよく見るので意外でした。
プレーンを買って好きなものを入れたり、自分好みの味をつけて食べる人が多いようです。

また、好きなヨーグルトの食べ方をTwitterにて自由回答で募集したところ、1,957件もの回答が集まり、内容も千差万別でした。

当サイトでもSNS上の面白いヨーグルトレシピをバズレシピとして紹介していますが、アレンジが楽しいのもヨーグルトの魅力ですね。

②のむヨーグルトは少数派

ワンハンドで手軽に飲める「のむヨーグルト」。

私もよく飲むし、コンビニなどでもたくさん売っているので、のむヨーグルト派も結構いるのではと思ってましたが・・・何と14%。かなりの少数派でした。

食べるタイミングとしては「朝食」が多く、およそ70%。やっぱりヨーグルトは家で食べる人が大多数のようです。

③食べる理由は「おいしいから」!

一人あたりの年間消費量

ヨーグルト=健康・ダイエットのイメージが強く、健康のために食べている人が多いのかと思っていましたが、食べる理由のTOPは「おいしさ」!という結果でした。やはりおいしさが習慣化の秘訣ですね。

④世界のヨーグルト消費量。日本は意外と食べている!?

一人あたりの年間消費量

紀元前から酪農文化があり、ヨーグルトが食べられていた欧米諸国とは異なり、日本でヨーグルトが広く普及したのは、ここ50年のこと。

その中で、日本の1人あたりヨーグルト年間消費量は10.3kg。最も消費量が多いオランダ(28.5kg)から見ると、1/3程度ではありますが、アジア諸国の中では、ヨーグルト発祥の地と言われている、トルコに次ぐ消費量です。

ここまで急速に普及し定着する食材は、なかなかないのではないでしょうか。

白書のコラム内でもヨーグルトの歴史について振り返っていますが、発売当初、プレーンヨーグルトの甘味のない味や食感は、日本ではなかなか受け入れられなかったそうです。

その後、メチニコフ博士の「ヨーグルト長寿説」ほか健康価値が注目され、朝食の定番に。今では料理や飲み物などの活用も少しずつ広がってきています。

ヨーグルト先進国のヨーロッパ諸国は軒並みヨーグルト消費量が多く、その料理アレンジもさまざま。今後、日本の発酵文化との融合もできたら面白そうですね。

・・・と、読み込めば読み込むほど、ヨーグルトの今がわかり「こうなんじゃないかな?」と思っていたことが「思い込みだったのか!」と気づくことも多く、驚くことばかりでした。

ここに、未来のヨーグルト事情や、ヨーグルトの流行の芽が眠っているのでは?と思いますので、是非詳細を白書でご覧くださいませ。

みんなでつくるヨーグルト白書
みんなでつくるヨーグルト白書 今やすっかり食卓のおなじみとなったヨーグルト。日本人は普段どのようにヨーグルトを食べているのか?「みんなのヨーグルトアカデミー」ではSNSを通じて、その実態を探るべく、アンケートを実施しました。
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記事を書いた人

みんなのヨーグルトアカデミー編集部
みんなのヨーグルトアカデミー編集部

私たちは「ヨーグルトを通して世界を見る」をテーマに、食べる人、つくる人、料理に使う人、研究者する人など、ありとあらゆるヨーグルト関係者に取材を敢行し、さまざまな角度からヨーグルトの面白さを発信。

普段何気なくヨーグルトを食べている人のヨーグルト愛をくすぐり、もっと楽しく、おいしくヨーグルトに関わってもらいたいと考えています。

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