こんにちは、ヨーグルトマニアの向井智香(むかいちか)です。
おかげさまで過去記事【最近よく聞く「グリークヨーグルト」ってなに?東京で楽しめるおすすめの専門店2選】がご好評とのことで、第2弾を書かせていただく運びとなりました。
いつも記事を読んでくださる皆様、ありがとうございます!
今回は取材範囲を広げて、京都・大阪・東京の3店舗をご紹介させていただきます。
じわじわと種類が増えてきたお食事系のメニューにも注目です。
【京都】コージーな空間でほっこり。河原町のヨーグルトボウル専門店「Nun」
まず1店目のご紹介は、YouTuberのゆちさんが手がけるNun。前回の記事の最後で「近々訪れてみたい」とお伝えしていたお店です。
2022年9月、京都の古川町商店街にテイクアウトの店としてオープンしたのち、2023年11月に河原町に移転してイートインが可能になりました。
入り口が少し見つけづらいのですが、四条通から富小路通を下り、綾小路通を過ぎた頃に出てくるサインを目印に、右手の路地を進んだ先に出てくる明るい木の扉がNunです。
京町家を改装したおしゃれなお店で、注文は1F、イートインは2F。座席は5テーブルで12席あり、平日の12時ごろに到着しても並ばずに入ることができました。
レジ横で盛り付けしているので、注文を考える時間もワクワクです。
テイクアウトの場合はヨーグルト単品で購入できますが、イートインの場合はボウルメニューからのオーダーになります。トッピングを追加してカスタマイズをすることが可能です。
今回わたしが注文させていただいたのは、2024年3月30日からの期間限定メニュー「ストロベリーヨーグルトボウル」990円(税込)と炭酸水280円(税込)。
ストロベリーヨーグルトをベースに苺、ブルーベリー、ストロベリージャム、チョコレートグラノーラ、ココナッツパウダー、ココナッツフレーク、練乳がトッピングされており、ジャムの香りが印象的な、甘酸っぱい味わいでした。
この豪華さで990円はリーズナブル!
ということで欲張ってもう一皿、メインメニューらしき「スペシャルプレーンヨーグルトボウル」1,190円(税抜)を。
こちらはプレーンヨーグルトをベースに自家製グラノーラ、バナナ、りんご、苺、キウイ、オレンジ、ブルーベリー、そしてコムハニーがトッピングされていました。
プレーンヨーグルトの水切り具合がもっさもさで美味!
グラノーラは甘さ控えめに作られており、穀物やナッツの香りがしっかり感じられ、ほんのりと塩気の効いた部分があるのがドストライクでした。
どちらのボウルにもハーブが飾られているのですが、これはぜひ避けずに食べてみてほしい重要な要素。
口いっぱいに広がる香りがヨーグルトのおいしさを引き立ててくれます。
どちらのヨーグルトボウルも、トッピングが主役を奪いすぎず、グリークヨーグルトとの調和の取れた味わいが魅力的。河原町方面にお出かけの際はぜひ!
ヨーグルトボウル専門店 Nun
住所:富小路通綾小路下る塗師屋町92-6
予約可否:予約不可
営業時間:11:00〜18:00(ワンオーダー・ワンドリンク制)
定休日:不定休
イートイン/テイクアウト/Uber eats
お店の公式インスタグラム
@nunyogurt
【大阪】肉バルのランチで楽しむグリークヨーグルト「Bell 梅田店」
お次は専門店ではなく、肉バルのお店で楽しめるグリークヨーグルト。
大阪梅田の「夜景と肉バル×ワイン Bell 梅田店」では、今年の4月からランチタイムに自家製のグリークヨーグルトを数量限定で提供されています。
最近はこのように、既存のカフェやレストランのメニューにグリークヨーグルトが加わることも増えてきました。
外食と縁遠かったヨーグルトにこんな時代が訪れるなんて感無量。
どうかこのブームがブームに終わらず、食文化として定着してくれますように…!と祈りを込めながら、全力で応援レポート!!!
さて、そんな肉バルBellの所在地はこちら。
梅田の地下街の7-66出口を上がってすぐ、曽根崎お初天神通りの入り口右手にそびえるジャスミン曽根崎ビルの9Fです。
グリークヨーグルトのイートインは12時〜14時、テイクアウトは22時までとなっていますが、売り切れてしまうこともあるので、Instagramのストーリーズで状況確認を。
座席は33席。この日は他のお客様がいらっしゃったので撮影を控えましたが、この写真の背中側が窓側席になります。
9Fからの眺めはなかなかのものですので、空いていたら窓側の席を狙いたいですね。
2024年5月までのメニューは以下の3種類で、一律980円(税込)。
- ベリーボウル
- ショコラバナナボウル
- カプレーゼボウル
ベリーボウルは6月からトロピカルボウルへ変更になっているそうです。
わたしは甘くないお食事系が気になり「カプレーゼボウル」を注文。
ワンドリンク制ですが、ちょうどSNSフォローキャンペーンが開催されており、りんごジュースを無料でいただきました。
一般的なカプレーゼは、モッツァレラチーズに生ハム・トマト・バジルの3色で構成されたシンプルなサラダですが、こちらのカプレーゼボウルは賑やか!ベビーリーフ、苺、グレープフルーツ、ナッツなどがトッピングされています。
印象的なのはオリーブオイルとピンクペッパー。香り高く、グリークヨーグルトがグッとおしゃれな味わいに。
ヨーグルトの水切り具合は今回の3店舗の中では一番マイルドでクリーミーな印象。しっとりしているので食べやすいですが、食べ終わる頃にはちゃんと満腹!まさにランチタイムにぴったりのメニューです。
夜景と肉バル×ワイン Bell 梅田店
住所:大阪市北区曾根崎2-16-2 ジャスミン曽根崎ビル9F
電話番号:06-4309-6711
予約可否:予約可
営業時間:
イートイン 12:00〜14:00(ワンドリンク制・1時間制)
テイクアウト 12:00〜22:00
定休日:不定休
お店の公式インスタグラム
@bell_umeda0609
【東京】ピリ辛グリークヨーグルトも!12種類のメニューが楽しめる「cafe milkygreek 六本木店」
すっかりお食事系グリークヨーグルトの魅力にハマり、3つ目のご紹介に選んだのはこのお店!
六本木に今年の3月にオープンした「cafe milkygreek」です。
オープン当初の店名は「腸活グリークヨーグルト専門店 REM'S greek yogurt」でしたが、7月17日に現在の店名に変わりました。
訪れたのは変更前だったので、外装やメニュー名に旧名が入っていますことをご容赦ください。
このお店を手掛けたのは、『バチェラー』や『Nontitle』などのご出演でも話題の起業家、木下マリアさん。
砂糖や小麦を使わずに仕上げたオリジナルのグラノーラや、冷凍されていない生の果物に徹底したトッピングなど、素材へのこだわりが並々ならず、お食事系のメニューも充実しているのが魅力的です。
座席は17席で、ソファー席が多め。窓のないギャラリーのような細長い空間で、ソファー席の向かい側の壁にはプロジェクターで映像が投影されています。
各座席ごとにQRコードが用意されており、自分のスマホでメニューを選択。注文から支払いまで全てスマホで行うので、キャッシュレス決済のご準備を。
訪問時のメニューはなんと12種類!
- シーズナルスペシャル
- レムグリーン
- 黒糖焙煎きなこ
- 贅沢コムハニー
- ベリーベリーデトックス
- カカオプロテイン
- サーモンアボカド
- いちご大福
- ピリ辛ジェノベーゼ
- 季節のカプレーゼ
- 丸ごといちじくと華やぐアールグレイ
- カスタムボウル
メニューを選ぶのも大変なのですが、さらにドライトッピング13種類、フルーツベジ14種類、シロップ10種類のカスタマイズが用意されているので、組み合わせは無限大。嬉しい悩みが尽きません!!
メニューの最後にあった「カスタムボウル」はプレーンのグリークヨーグルトなので、これをベースにオリジナルボウルを作ることもできます。
今回わたしが注文したのはこちら。
ピリ辛ジェノベーゼ ¥2,100
- サイズ:スタンダード(100g)
- ドライトッピング:なし
- フルーツベジ:なし
- シロップ①:お任せ
- シロップ②:なし
- セットドリンク:ジャスミンティ
出てきた瞬間は「しまった、サイズアップすればよかった!」と思うほどの可愛らしさなのですが、なんのなんの。
長時間の水切りでモッサモサになったヨーグルトが生ハムの下にたっぷりと潜んでいます。
ナッツや生ハムもしっかりと咀嚼する食材なので、自然とゆっくりな食事になって想像以上の満腹感!
唐辛子オイルが染み込んだグリークヨーグルトが刺激的なので、セットドリンクの注文をお忘れなく。
バジルの香りにピザのような雰囲気を感じたり、塩気のある生ハムと濃厚なグリークヨーグルトが咀嚼で混ざり合う旨みを楽しんだり。お食事系ヨーグルトの魅力が開拓されていく喜びに満ち溢れた一皿です。
また、ヨーグルト・ゆで卵・生ハムのコンボでたんぱく質がたくさん摂れるので、体づくりをされている方にもおすすめです。
人気店につき予約で埋まっていることも多いので、食べに行かれる際はぜひご予約を。
cafe milkygreek 六本木店
住所:港区六本木7-12-20 ライジングビル1階
電話番号:03-4400-1749
予約可否:予約可
営業時間:7:00〜17:00/18:00〜23:00(L.O 22:30)
ペット可
イートイン/テイクアウト/Uber eats
お店の公式インスタグラム
@cafe_milkygreek
スイーツからお食事へ。広がるグリークヨーグルトの可能性
グリークヨーグルトのお店紹介第2弾、いかがでしたか。
最近は果物だけでなく、生ハムやサーモン、アボカドなどをトッピングした食事系のメニューが続々と登場しています。
ヨーグルトを水切りしてずっしり濃厚にしたことで、今までのデザートポジションから食事の中心的存在へと可能性を広げつつあるグリークヨーグルト。
専門店だけでなくカフェやレストランでの提供も始まり、ますます身近な存在になってきました。
こうして記事を書いているうちにも、岐阜や静岡、愛知、福岡など日本各地の店舗情報が耳に入ってきます。
日本各地のグリークヨーグルトを食べ尽くしたい…!
今回も最後までご覧いただきありがとうございました。
※この記事に書かれた情報は筆者の訪問時のものです。メニューやキャンペーン、混雑状況などは変わる可能性がありますので、最新情報は各店舗のSNSでご確認ください。