5月15日のヨーグルトの日を前に発表した「ヨーグルト白書2023」は、ご覧いただけましたでしょうか?まだの方はぜひこちらの記事へ。
今回は編集部から、より詳しい内容についてレポートします!
①無糖・プレーン派が大多数
もっとも購入するヨーグルトの種類について尋ねたところ、56.5% が「無糖・プレーン」と回答。「加糖・プレーン」(22.9%)と合わせるとおよそ8割がプレーン派でした。
スーパーやコンビニに行くと、甘みが付いたヨーグルトや、フルーツ入りの商品をよく見るので意外でした。
プレーンを買って好きなものを入れたり、自分好みの味をつけて食べる人が多いようです。
また、好きなヨーグルトの食べ方をTwitterにて自由回答で募集したところ、1,957件もの回答が集まり、内容も千差万別でした。
当サイトでもSNS上の面白いヨーグルトレシピをバズレシピとして紹介していますが、アレンジが楽しいのもヨーグルトの魅力ですね。
②のむヨーグルトは少数派
ワンハンドで手軽に飲める「のむヨーグルト」。
私もよく飲むし、コンビニなどでもたくさん売っているので、のむヨーグルト派も結構いるのではと思ってましたが・・・何と14%。かなりの少数派でした。
食べるタイミングとしては「朝食」が多く、およそ70%。やっぱりヨーグルトは家で食べる人が大多数のようです。
③食べる理由は「おいしいから」!
ヨーグルト=健康・ダイエットのイメージが強く、健康のために食べている人が多いのかと思っていましたが、食べる理由のTOPは「おいしさ」!という結果でした。やはりおいしさが習慣化の秘訣ですね。
④世界のヨーグルト消費量。日本は意外と食べている!?
紀元前から酪農文化があり、ヨーグルトが食べられていた欧米諸国とは異なり、日本でヨーグルトが広く普及したのは、ここ50年のこと。
その中で、日本の1人あたりヨーグルト年間消費量は10.3kg。最も消費量が多いオランダ(28.5kg)から見ると、1/3程度ではありますが、アジア諸国の中では、ヨーグルト発祥の地と言われている、トルコに次ぐ消費量です。
ここまで急速に普及し定着する食材は、なかなかないのではないでしょうか。
白書のコラム内でもヨーグルトの歴史について振り返っていますが、発売当初、プレーンヨーグルトの甘味のない味や食感は、日本ではなかなか受け入れられなかったそうです。
その後、メチニコフ博士の「ヨーグルト長寿説」ほか健康価値が注目され、朝食の定番に。今では料理や飲み物などの活用も少しずつ広がってきています。
ヨーグルト先進国のヨーロッパ諸国は軒並みヨーグルト消費量が多く、その料理アレンジもさまざま。今後、日本の発酵文化との融合もできたら面白そうですね。
・・・と、読み込めば読み込むほど、ヨーグルトの今がわかり「こうなんじゃないかな?」と思っていたことが「思い込みだったのか!」と気づくことも多く、驚くことばかりでした。
ここに、未来のヨーグルト事情や、ヨーグルトの流行の芽が眠っているのでは?と思いますので、是非詳細を白書でご覧くださいませ。
PDFを見る