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スマホで撮影!ヨーグルトをおいしそうに撮るテクニックとは?盛り付け&撮り方をプロに教わってきた

ヨーグルトラボ 2024.10.04

スマホで撮影!ヨーグルトをおいしそうに撮るテクニックとは?盛り付け&撮り方をプロに教わってきた

ヨーグルトを引き立てる盛り付けと、ゆがまず見たままを捉える撮り方

ヨーグルトは、かき混ぜてから盛り付けると立体感がなくなるので、大きなスプーンですくって、そのかたちをなるべく崩さないよう盛りつけるのがおすすめです。

ただし、滑らかさがウリのヨーグルトであれば、表面が滑らかな方がいいですね。撮影したいヨーグルトの特徴も鑑みて盛りつけてみましょう。

大きなさじですくって、かたちを崩さず盛り付ける。(さくらいさん撮影)
大きなさじですくって、かたちを崩さず盛り付ける。(さくらいさん撮影)

あと、同じ構図でも、ヨーグルトはやっぱりワンポイントあると「決まる」んです。

ナチュラルな朝の食卓なら、グラノーラなんてどうでしょう。あるとないとでは違います。トッピングは、手前にヨーグルトの白が見えるよう、奥や横にまとめて盛り付けるときれいです。

トッピングはヨーグルトの白さがしっかり見えるよう、散らばらないようまとめてのせる。
トッピングはヨーグルトの白さがしっかり見えるよう、散らばらないようまとめてのせる。
グラノーラがのったことで、自然かつ見た目にもおいしそうに!(さくらいさん撮影)
グラノーラがのったことで、自然かつ見た目にもおいしそうに!(さくらいさん撮影)

スタイリッシュなカフェテイストなら、ベリーとミントを飾りましょう。こちらも端にまとめて飾るとクールな雰囲気になります。

シンプルにヨーグルトだけ撮影。(さくらいさん撮影)
シンプルにヨーグルトだけ撮影。(さくらいさん撮影)
ベリーとミントをあしらって、少し上目から撮影。(さくらいさん撮影)
ベリーとミントをあしらって、少し上目から撮影。(さくらいさん撮影)

ゆがみは「ポートレートモード3倍」で解消!撮影後のチェックも抜かりなく。

最後に、プロとの差が出やすいのが構図の「ゆがみ」です。

レンズで撮る以上、ゆがみは多かれ少なかれ生じます。そこでなるべく見たままの印象を保つためには、スマホの場合「ポートレートモードで3倍」で撮るのがおすすめです。言い換えると、自分自身は被写体に寄らず、離れた場所にいて、レンズのみを寄らせるのです。

撮影した後に確認することは3つあります。

まずピントが合っているかどうか、撮りたい場所がボケていないか確認します。ポートレートモードは、タップでピントの場所を変えられるので便利ですね。

次に皿の汚れや、小物が被写体を引き立てているかどうかを見ましょう。盛り付け時に、皿の端にヨーグルトがはねてしまっていることもありますし、布のシワがちょっと不自然だな…スプーンの角度がなんか変だな…などと気づくのもこのタイミングです。

最後に、全体の構図のバランスをみます。私たちは空があって地面がある世界に生きています。なので、上にモノがあると不安定に感じるんですね。画面も同様で、真ん中より下にモノが写っているほうが、落ち着いた印象になります。

盛り付けとズームのポイント

  • 大きなスプーンですくい、かたちをなるべく崩さないよう盛りつける
  • うつわの端にトッピングをのせると、ヨーグルトの色と質感がさらに引き立つ
  • ポートレートモード3倍で撮ると、被写体がゆがみにくい
  • 撮った後にすぐ、皿の汚れ、不自然さがないかどうか確認し、違和感があれば調える

ヨーグルトの撮影プロセスを分解すると意外と細かくなりますが、慣れればそれほど手間はかかりません。①うつわ&布選び、②光の当て方、③構図と盛りつけ、④撮り方という4つのポイントを押さえ、ステキにテーブルフォトを楽しみましょう!

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記事を書いた人

佐藤貴子
佐藤貴子

編集者・ライター。中華がわかるWEBマガジン『80C(ハオチー)』ディレクター。中華圏を胃袋目線で旅するroundtable(ラウンドテーブル)主宰。得意料理は中国の発酵火鍋。

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@satotakachinesefood

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