みんなのヨーグルトアカデミー

ヨーグルト好きによる、ヨーグルト好きのための、日本一ヨーグルトに詳しいWEBメディア! ヨーグルト好きによる、ヨーグルト好きのための、
日本一ヨーグルトに詳しいWEBメディア!

ヨーグルト料理でフルコース!都内レストランの食べ歩きで世界一周してみた

外で食べる 投稿日:2026.03.17

ヨーグルト料理でフルコース!都内レストランの食べ歩きで世界一周してみた

世界をめぐる「ヨーグルト・フルコース」。この発想は、「世界一周の旅路」と「コース料理の流れ」の間に存在する、ある種の共通点を見出したことから生まれました。

「東京グルメで世界一周」を掲げ、世界の料理を開拓している私にとって、いつも頭の中にあるキーワードは「世界一周」。

「世界一周」とは、ある国から次の国へ、順番に移動していく旅ですが、コース料理もまた、前菜から始まり、メイン、主食、デザートへと順番に料理が提供される、ひとつの旅のような体験といえないでしょうか。

かたやヨーグルトに目を向けると、国や地域によって形を変え、ときに主役として、ときに脇役として、各地の食文化に深く根付いています。その多様性を強みとして、コース料理に展開したらおもしろいのではないか―――?

そこで当記事では、ヨーグルトを軸に、アジアから中東、欧州へと、あたかも飛行機で国境を越えるように、一皿ごとに異なる国の伝統的なヨーグルト料理をコース料理に落とし込んでみました。

それでは世界をめぐる「ヨーグルト・フルコース」、一品ずつご紹介していきましょう!

いざ、ヨーグルト料理&ヨーグルト酒で巡る世界一周の旅へ!

今回のコースでは、こちらのメニューをお楽しみいただきます。

  • アミューズ:ヨーグルトサラダ
  • オードブル:ダヒワダ
  • メイン1(肉料理):ユルディズ・ケバブ
  • メイン2(米料理):チキンオーバーライス
  • デザート:キリパニ
  • 食後酒:ヨーグルトリキュール

[アミューズ]エジプトのヨーグルトサラダ

エジプトのヨーグルトサラダ

1品目は「デリショップ うちむら」の「ヨーグルトサラダ」です。一般的なヨーグルトサラダとは異なり、エジプトの家庭的な味わいが楽しめる本格的な一品となっています。

中東やアラブ圏では、きゅうりとヨーグルトを合わせた「ザバディ(Zabadi)」や「ヒヤール・ビ・ラバン(Khyar bi Laban)」というサラダが一般的ですが、こちらのヨーグルトサラダには野菜やハーブにユニークなアレンジが加えられているのです。

ヨーグルトの酸味をベースに、茄子やトマトが存在感たっぷりに入り、バジルの風味が心地よく効いています

ヨーグルトの酸味をベースに、茄子やトマトが存在感たっぷりに入り、バジルの風味が心地よく効いています。ヨーグルトは水気が切られており、非常に濃厚。まるでクリームチーズのような満足感が得られます。

ヨーグルトの酸味と茄子の柔らかさ、トマトのフレッシュ感がバランスよく合わさり、シンプルながらエキゾチックな味わい。お酒のつまみやほかの料理との組み合わせにも適した、現地の雰囲気を感じられる逸品です。

[エジプト式ヨーグルトサラダが楽しめる店]デリショップうちむら

デリショップうちむら 外観

小田急線・東北沢駅からほど近い場所にある「デリショップ うちむら」は、エジプト出身のご主人と日本人の奥様が営むエジプト料理のお店です。店名が「うちむら」という和風な名前なのは、もともと肉屋だった場所を引き継いだため。そのギャップも面白いポイントの1つです。

デリショップうちむら メニュー

デリショップなので、持ち帰り用のサラダとしても購入できます。お手軽な価格で、量り売りもしてくれるため、まずは少量から試してみるのもよいでしょう。「ホンモス(ひよこ豆)」や「ババガンヌージ(焼きナス)」など、ほかのペーストと少しずつ混ぜながら食べれば、より複雑なエジプトの家庭の味を楽しめます。

デリショップうちむら

住所:東京都世田谷区北沢3-2-11
電話番号:03-3468-2715
アクセス:小田急線「東北沢」駅より徒歩2分
営業時間:火曜日~土曜日 11:00~15:00、17:00~20:30
定休日:日曜日・月曜日
公式Instagram:@deli_shop03

[オードブル]南インドのダヒワダ

南インドのダヒワダ

「ダヒワダ」は、揚げドーナツをヨーグルトに浸した南インドの軽食です。ダヒ(Dahi)はヒンディー語で「ヨーグルト」、ワダ(Vada)は「豆の粉などで作った揚げドーナツ風のスナック」を意味します。

ワダは、ウラド豆(黒レンズ豆)などの豆を水に浸してすりつぶし、塩などで味付けした生地をドーナツ状(または丸型)にして揚げたものです。揚げた後に水に浸し、軽く水気を絞るという特徴的な調理法により、スポンジのようにふわふわでやわらかい食感になります。この食感が、後からかけるヨーグルトをたっぷり吸い込む秘訣となっています。

南インドのダヒワダ

ワダの上には、主役のソースであるダヒ(ヨーグルト)がたっぷりとかけられます。通常、砂糖や塩を加えて甘酸っぱく味付けされており、ワダに染み込むことで清涼感とコクを与えます。

さらに、タマリンドチャツネとグリーンチャツネという2種類のソースがヨーグルトの風味を引き立てます。タマリンドチャツネはタマリンド(酸味のある果実)とジャガリー(黒糖)から作られた甘酸っぱいソースで深いコクを、グリーンチャツネはコリアンダー(パクチー)やミント、青唐辛子から作られたスパイシーなソースで爽やかな清涼感を加えます。

ヨーグルトの酸味とタマリンドチャツネの甘酸っぱさ、そしてワダのふわふわとした独特な食感とヨーグルトの冷たさが相まった食べ心地がダヒワダの魅力。特に暑い季節、リフレッシュしたいときにぴったりの一品です。

[ダヒワダが楽しめる店]Indian Street Food & Bar GOND(ゴンド)

Indian Street Food & Bar GOND(ゴンド) 外観

新御茶ノ水にある「Indian Street Food & Bar GOND(ゴンド)」は、インドのストリートフードと、北インド・南インド両方の本格的な料理を、“お酒とともに楽しめる”ことをコンセプトにしたレストラン&バーです。

単なるカレー専門店ではなく、インドの活気ある街角の食堂(ダバ)や屋台の雰囲気を洗練された空間で再現しています。ここに来れば、インド産のビールをはじめとするさまざまなお酒と、サモサやパニプリなどのストリートフード、タンドール料理を組み合わせた“スパイス飲み”が楽しめること間違いなし!

南インド料理の名店「ダバ・インディア」の経営母体による新店舗で、北インドと南インド両方のシェフが在籍し、本格的なミールスやカレーから、つまみ料理まで多彩なメニューを提供しています。

店内は赤・青・黄色の鮮やかな色使いに、店名の由来でもあるインド先住民族の民俗画「ゴンド画」が壁一面に飾られたモダンな空間となっており、オープンキッチンから伝わる活気ある雰囲気も魅力です。

Indian Street Food & Bar GOND(ゴンド)

住所:東京都千代田区神田駿河台3-5−15 荒井ビル 1F
電話番号:03-3259-2800
アクセス:東京メトロ千代田線「新御茶ノ水」駅 B3b出口より徒歩2分
営業時間:平日:11:30~15:00、17:00~22:00/土曜日・日曜日・祝日:11:30~15:30、17:00~21:30
定休日:年末年始
公式HP:https://www.gondtokyo.com/

待望のメイン料理はトルコ&ニューヨーク。精緻なケバブと、中毒性のある米料理を堪能!
1 2 3

記事を書いた人

小栗拓馬
小栗拓馬

「東京グルメで世界一周」をテーマに、東京にいながら楽しめる“世界の食”を探求。70ヵ国以上を渡航した経験をもとに、本場の味を選び抜いて紹介している。週末だけで年間365食以上を食べ歩き、累計4,000軒以上を訪問。世界のグルメ専門家として、TV・ラジオ出演・Kindle本出版も行っている。

X
@ogu_gourme
ブログ
https://ogugourmet.com
Kindle本「東京グルメで世界一周 - 世界100ヵ国の料理」
https://www.amazon.co.jp/dp/B0CT4YDY83
ポッドキャスト
https://creators.spotify.com/pod/profile/ogu-gourmet/

OTHERS

よく読まれている記事