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話題のヨーグルトイベントに1万人超!注目は“水分保持”という新常識

ヨーグルトラボ 投稿日:2025.08.18

話題のヨーグルトイベントに1万人超!注目は“水分保持”という新常識

2025年1月から、一般社団法人日本乳業協会では、ヨーグルトを暮らしに取り入れ、健康習慣づくりを応援する「私らしくヨーグルト新発見」プロジェクトを推進しています。

当サイトでもキックオフイベントの模様をご紹介しましたが、この夏、その第二弾「夏の猛暑に、ヨーグルト。」がスタートしました。

7月24日には六本木ヒルズでキックオフイベントが開催。ポップアップ企画「夏のヨーグルト LAB」は事前告知がなかったものの、期間中4日間(7月24日~27日)で1万人以上が来場しました。それぞれの模様をレポートします。

7月24日には六本木ヒルズでキックオフイベントが開催。

ヨーグルトの提供にクイズなど充実のコンテンツ

まずは「夏のヨーグルト LAB」からご紹介しましょう。会場となったのは、六本木ヒルズの「ヒルズ カフェ/スペース」です。入場は無料で、コンテンツはトッピングを選べるヨーグルト試食、猛暑対策やヨーグルトに関するクイズ、記念撮影ブース、ステッカーが当たるガチャなど。

ヨーグルトクイズは「ヨーグルトを食べるのがいいタイミングは?」の設問に対し、答えは「1:プールや海で泳ぐ前」「2:お外に出る前」「3:寝る前」(答えは1、2、3すべて)など
ヨーグルトクイズは「ヨーグルトを食べるのがいいタイミングは?」の設問に対し、答えは「1:プールや海で泳ぐ前」「2:お外に出る前」「3:寝る前」(答えは1、2、3すべて)など

企画の発表が開催初日だったため、事前告知はなかったにもかかわらず、開始直後から大盛況。来場者のみなさんが、ヨーグルトの新常識などを学びながら楽しむ姿が印象的でした。

来場者のみなさんが、ヨーグルトの新常識などを学びながら楽しむ姿が印象的でした。

試食のヨーグルトのために用意された、選べるトッピングは4種類。「マシュマロ+いちごジャム」「むぎチョコ」「ドライフルーツ+ナッツ」「はちみつ+きなこ」です。

ヨーグルトの量は1食分として推奨される100グラム。十分なボリュームがありました。
ヨーグルトの量は1食分として推奨される100グラム。十分なボリュームがありました。

その中から味わってみたのは「ドライフルーツ+ナッツ」トッピングのヨーグルト。

ひんやりなめらかで、さっぱりとしたヨーグルトに、ドライフルーツの甘酢っぱさと、ナッツの香ばしさが好メリハリ。

その他のトッピングも「なるほど、手軽なアレンジでより飽きずに食べられるな」と、家で食べる際の参考になりました。

「ドライフルーツ+ナッツ」トッピング
「ドライフルーツ+ナッツ」トッピング

せっかくなので、数組の来場者にお話しも聞かせていただくことに。

ふだん、ヨーグルトを食べる頻度はどれぐらいで、来場した理由は?という質問に、こんなコメントをいただきました。

「ヨーグルトは毎朝食べてますよ! 最近、グリークヨーグルトや韓国発のクリーミーヨーグルトボールが日本でも身近になって、うれしいです! 今日は通りかかったら、ヨーグルトも食べられるということで来てみました。選んだのは、斬新で気になった『はちみつ+きなこ』です。きなこが意外に好相性でおいしかったので、自分も試してみたいと思いました!」

スタッフが女性にヨーグルトを渡す写真

「ヨーグルト大好きです。実家の冷蔵庫には常時ストックされてますけど、今はひとり暮らしなので、ないときもありますね。でも、仕事の休憩中や食後のデザート感覚で食べることが増えました。

今日は歩いていたら行列が目に入って、面白そうと思って来てみたら大当たり!『マシュマロ+いちごジャム』を食べて、マシュマロとヨーグルトの相性のよさにビックリです。ヨーグルトが腸活にいいことは知ってましたが、水分保持の機能は初めて知りました。家でももっと食べようと思います!」

熱中症・脱水対策にヨーグルト!専門家が語るその根拠

「夏の猛暑に、ヨーグルト。」の始動に合わせて開催されたキックオフイベントには、4人のゲストが登壇。

長らく世界レベルの真夏のピッチを戦い抜いてきた元プロサッカー選手の内田篤人さん、報道現場での気象予報経験もあるフリーアナウンサー 鷲見玲奈さん、そして炎天下ロケという“暑さにめっぽう弱い”お笑いコンビ、アンガールズのおふたりです。

イベントに登壇した4名のゲストの写真。元プロサッカー選手の内田篤人さん、フリーアナウンサー 鷲見玲奈さん、お笑いコンビ アンガールズのおふたり

それぞれ異なるフィールドで、“猛暑”と日々向き合っている代表ということでの出演でしたが、さらにオンラインで、熱中症や脱水症状などへの対策に詳しい専門家も参加。それが、済生会横浜市東部病院 患者支援センター⻑、栄養部担当部⻑の谷口英喜先生です。

オンラインでモニター参加する谷口英喜先生
谷口先生はオンラインで、モニター参加

先生は現在、日本の熱中症警戒度が過去最高レベルであるという前提のもと「これからの時代は、日常生活に猛暑対策を意識的に取り入れることはもちろん、『水分補給』だけでなく『水分保持』の観点に着目した、新しい猛暑対策が求められる時代になると思っています。なので『水分を体内にとどめる力=水分保持効果の高い食品』を取り入れることが、予防の新たな鍵ですね!」と断言。

そして、この「水分保持効果の高い食品」のひとつこそが、ヨーグルトであることを発表しました。続いて、ヨーグルトの水分保持効果について聞かれた谷口先生は、次のように解説。

「ヨーグルトは80%以上が水分のため、まずは食べるだけで水分補給効果が期待できます。さらに、「乳たんぱく質」を糖質などの炭水化物と一緒に摂ると、血管中の水分を保持する『アルブミン』というたんぱく質の合成を促進します。アルブミンが増えることで、血管内に水分を多く蓄えることができ、熱中症や脱水症の予防に効果的。ということなんです!」と、ヨーグルトを食べるメリットを教えてくれました。

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豪華ゲストも驚き!いますぐ真似できるアレンジヨーグルト

トークセッションのラストは、「夏のヨーグルトLAB」でも提供された4種のヨーグルトをゲストが実食。マシュマロヨーグルトを試食した鷲見さんは「初めてマシュマロ入りのヨーグルト食べたんですけど、甘味と酸味が絶妙にマッチしていておいしいです!」と、見た目のかわいらしさや、さっぱりした味わいに笑顔を見せました。

マシュマロヨーグルトを試食する鷲見玲奈さん

続いて内田さんは、きなこはちみつヨーグルトを試食。「きなことはちみつは初めてですが、いいコンビネーションですね。まさにアンガールズのおふたりのようなコンビネーションのよさです!」と新鮮な組み合わせに驚いた様子。

⻨チョコヨーグルトを試食した山根さんは「ヨーグルトの酸味とチョコレートの甘さ、⻨の香ばしさがいいバランスでおいしい!これ、家でもやってみようかな〜」とアレンジの簡単さに感心していました。

⻨チョコヨーグルトを試食するアンガールズ 山根さん

最後に、ドライフルーツ&ナッツヨーグルトを試食した田中さんは、「僕、家でもフルーツ入れてヨーグルトを食べるんですけど、ナッツの食感がアクセントになっていいですね〜。まるで、僕がナッツでフルーツが山根、ヨーグルトが事務所のようなとてもいい組み合わせです!」と全身でそのおいしさを噛み締め、各人がヨーグルトのアレンジを楽しみました。

イベントの終盤、この酷暑を乗り切るメッセージを求められた三組の方々は、それぞれ「ヨーグルトは、小さな子どもも食習慣に取り入れやすいものなので、身近な大事な人を守るためにも、積極的に取り入れましょう!」と鷲見さん。

鷲見玲奈さんの写真

8月1日からは、「夏の猛暑に、ヨーグルト。」がテーマの新テレビCMが全国放映開始するほか、一部スーパーではサンプリングイベントや店頭ツールを展開予定。本稿で紹介したトッピングのアレンジも参考に、ますますヨーグルトライフを楽しんでいきましょう。

記事を書いた人

中山秀明
中山秀明

ジャンルを問わず食の分野に詳しいライター/フードアナリスト。もちろんヨーグルトも好きで、特にフローズンヨーグルトに目がない。さまざまな雑誌やウェブメディアにおいて編集と撮影を伴う取材執筆を行うほか、TVや大手企業サイトのコメンテーターなど幅広く活動中。

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