2025年1月から、一般社団法人日本乳業協会では、ヨーグルトを暮らしに取り入れ、健康習慣づくりを応援する「私らしくヨーグルト新発見」プロジェクトを推進しています。
当サイトでもキックオフイベントの模様をご紹介しましたが、この夏、その第二弾「夏の猛暑に、ヨーグルト。」がスタートしました。
7月24日には六本木ヒルズでキックオフイベントが開催。ポップアップ企画「夏のヨーグルト LAB」は事前告知がなかったものの、期間中4日間(7月24日~27日)で1万人以上が来場しました。それぞれの模様をレポートします。

ヨーグルトの提供にクイズなど充実のコンテンツ
まずは「夏のヨーグルト LAB」からご紹介しましょう。会場となったのは、六本木ヒルズの「ヒルズ カフェ/スペース」です。入場は無料で、コンテンツはトッピングを選べるヨーグルト試食、猛暑対策やヨーグルトに関するクイズ、記念撮影ブース、ステッカーが当たるガチャなど。

企画の発表が開催初日だったため、事前告知はなかったにもかかわらず、開始直後から大盛況。来場者のみなさんが、ヨーグルトの新常識などを学びながら楽しむ姿が印象的でした。

試食のヨーグルトのために用意された、選べるトッピングは4種類。「マシュマロ+いちごジャム」「むぎチョコ」「ドライフルーツ+ナッツ」「はちみつ+きなこ」です。

その中から味わってみたのは「ドライフルーツ+ナッツ」トッピングのヨーグルト。
ひんやりなめらかで、さっぱりとしたヨーグルトに、ドライフルーツの甘酢っぱさと、ナッツの香ばしさが好メリハリ。
その他のトッピングも「なるほど、手軽なアレンジでより飽きずに食べられるな」と、家で食べる際の参考になりました。

せっかくなので、数組の来場者にお話しも聞かせていただくことに。
ふだん、ヨーグルトを食べる頻度はどれぐらいで、来場した理由は?という質問に、こんなコメントをいただきました。
「ヨーグルトは毎朝食べてますよ! 最近、グリークヨーグルトや韓国発のクリーミーヨーグルトボールが日本でも身近になって、うれしいです! 今日は通りかかったら、ヨーグルトも食べられるということで来てみました。選んだのは、斬新で気になった『はちみつ+きなこ』です。きなこが意外に好相性でおいしかったので、自分も試してみたいと思いました!」

「ヨーグルト大好きです。実家の冷蔵庫には常時ストックされてますけど、今はひとり暮らしなので、ないときもありますね。でも、仕事の休憩中や食後のデザート感覚で食べることが増えました。
今日は歩いていたら行列が目に入って、面白そうと思って来てみたら大当たり!『マシュマロ+いちごジャム』を食べて、マシュマロとヨーグルトの相性のよさにビックリです。ヨーグルトが腸活にいいことは知ってましたが、水分保持の機能は初めて知りました。家でももっと食べようと思います!」
熱中症・脱水対策にヨーグルト!専門家が語るその根拠
「夏の猛暑に、ヨーグルト。」の始動に合わせて開催されたキックオフイベントには、4人のゲストが登壇。
長らく世界レベルの真夏のピッチを戦い抜いてきた元プロサッカー選手の内田篤人さん、報道現場での気象予報経験もあるフリーアナウンサー 鷲見玲奈さん、そして炎天下ロケという“暑さにめっぽう弱い”お笑いコンビ、アンガールズのおふたりです。

それぞれ異なるフィールドで、“猛暑”と日々向き合っている代表ということでの出演でしたが、さらにオンラインで、熱中症や脱水症状などへの対策に詳しい専門家も参加。それが、済生会横浜市東部病院 患者支援センター⻑、栄養部担当部⻑の谷口英喜先生です。

先生は現在、日本の熱中症警戒度が過去最高レベルであるという前提のもと「これからの時代は、日常生活に猛暑対策を意識的に取り入れることはもちろん、『水分補給』だけでなく『水分保持』の観点に着目した、新しい猛暑対策が求められる時代になると思っています。なので『水分を体内にとどめる力=水分保持効果の高い食品』を取り入れることが、予防の新たな鍵ですね!」と断言。
そして、この「水分保持効果の高い食品」のひとつこそが、ヨーグルトであることを発表しました。続いて、ヨーグルトの水分保持効果について聞かれた谷口先生は、次のように解説。
「ヨーグルトは80%以上が水分のため、まずは食べるだけで水分補給効果が期待できます。さらに、「乳たんぱく質」を糖質などの炭水化物と一緒に摂ると、血管中の水分を保持する『アルブミン』というたんぱく質の合成を促進します。アルブミンが増えることで、血管内に水分を多く蓄えることができ、熱中症や脱水症の予防に効果的。ということなんです!」と、ヨーグルトを食べるメリットを教えてくれました。
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トークセッションのラストは、「夏のヨーグルトLAB」でも提供された4種のヨーグルトをゲストが実食。マシュマロヨーグルトを試食した鷲見さんは「初めてマシュマロ入りのヨーグルト食べたんですけど、甘味と酸味が絶妙にマッチしていておいしいです!」と、見た目のかわいらしさや、さっぱりした味わいに笑顔を見せました。

続いて内田さんは、きなこはちみつヨーグルトを試食。「きなことはちみつは初めてですが、いいコンビネーションですね。まさにアンガールズのおふたりのようなコンビネーションのよさです!」と新鮮な組み合わせに驚いた様子。
⻨チョコヨーグルトを試食した山根さんは「ヨーグルトの酸味とチョコレートの甘さ、⻨の香ばしさがいいバランスでおいしい!これ、家でもやってみようかな〜」とアレンジの簡単さに感心していました。

最後に、ドライフルーツ&ナッツヨーグルトを試食した田中さんは、「僕、家でもフルーツ入れてヨーグルトを食べるんですけど、ナッツの食感がアクセントになっていいですね〜。まるで、僕がナッツでフルーツが山根、ヨーグルトが事務所のようなとてもいい組み合わせです!」と全身でそのおいしさを噛み締め、各人がヨーグルトのアレンジを楽しみました。
イベントの終盤、この酷暑を乗り切るメッセージを求められた三組の方々は、それぞれ「ヨーグルトは、小さな子どもも食習慣に取り入れやすいものなので、身近な大事な人を守るためにも、積極的に取り入れましょう!」と鷲見さん。

8月1日からは、「夏の猛暑に、ヨーグルト。」がテーマの新テレビCMが全国放映開始するほか、一部スーパーではサンプリングイベントや店頭ツールを展開予定。本稿で紹介したトッピングのアレンジも参考に、ますますヨーグルトライフを楽しんでいきましょう。