「まだ動き始めたばかり」と思っていた「みんなのヨーグルトアカデミー」も、気づけば2周年を迎えました。アクセス数は1年前の数倍に増え、サイトとして成長を続けています。
この1年間で公開した記事は80本以上。そのアクセス解析を通じて、皆様の興味の方向性やトレンドが見えてきました。
この皆様の関心の方向性こそが、ヨーグルトの今を反映しているに違いない! ということで、今回はヨーグルトアカデミーの1年間を、ページビュー、閲覧時間、SNSからの流入、検索エンジンからの流入という4つの指標からから振り返りたいと思います。
ページビューTOP5は「グリークヨーグルト」関連の記事が上位独占!
最近よく聞く「グリークヨーグルト」ってなに?東京で楽しめるおすすめの専門店2選韓国から始まった「グリークヨーグルト」ブームが今年日本へ到来。1位の記事はグリークヨーグルトとは何か?を説明する記事、2位はグリークヨーグルトの作り方でもある「水切りヨーグルトの作り方」記事でした。
3位の「ビヨット」や5位の「ソウルで寄り道」は、韓国発祥の新しいヨーグルト文化に関するもの。この流れは夏あたりをピークとしつつもまだまだ衰えを見せません。
注目したいのは、4位の「牛乳で自家製ヨーグルトの味はどう変わる?」です。マニアックな記事ではありますが、この記事が4位に来るほど自家製ヨーグルトに興味があるひとがいることは面白いところ。
<ページビュー数 TOP5>
※ページビュー数とは、そのページが何回見られたかを表す指標です。
閲覧時間TOP5は「人物深堀系」。ヨーグルトとともにある人の物語
阿部英映さん(ヨーグルト研究家)、稲田俊輔さん(料理人・飲食店プロデューサー)、大土橋真也さん(料理人)など、人物に対する深堀記事がTOP3を占めました。
ヨーグルト研究家・阿部花映さんがヨーグルト専門店を開くまで人物に関する深掘り記事は、派手さはありませんが、活躍されている方々のお人柄や考え方がわかる素晴らしい記事が多く、読者にじっくり読まれていることがわかります。
4位には「チェコ料理」、5位には「中央アジアのヨーグルト文化」といった記事がランクインし、外国の食文化を伝える記事も惹き付けるものがあるようです。
これらの記事は一般的なWEBメディアの閲覧時間を大幅に超えて読まれており、編集部としても大きな手応えを感じています。
<閲覧時間 TOP5>
※閲覧時間TOP5とは、ページに滞在している(記事を読んでいる)時間の長さを表わす指標です。
SNSからの流入TOP5は「発見のある記事」が強い!
世界の飲むヨーグルト|岡根谷実里の世界ヨーグルト紀行1位は岡根谷さんの「世界ヨーグルト紀行」、2位、3位はサリーさんの「寄り道」シリーズという、外に出てヨーグルトを楽しむ記事がランクイン。
今年は海外の発酵乳文化を伝える記事や、気軽に読める紀行文を強化してきた経緯ありますが、昨年はレシピや人物紹介が主だったため、少し違った傾向が見られるのはおもしろい変化と捉えています。
4位と5位にはグリークヨーグルトに関する記事がランクインしており、SNSを中心にグリークヨーグルトの人気が高まっていることが伺えます。
<SNSからの流入 TOP5>
※SNSからの流入とは、X(旧Twitter)とInstagram、Facebookを経由して当サイトを見た件数を差す指標です。
検索エンジンからの流入TOP5はなんとべージビューTOP5と全く同じ!!
去年は全く違っていたので驚きを隠せないのですが、検索エンジンからの流入が今年は非常に増えてきています。その結果、ページビューTOP5と検索エンジンTOP5の記事が同じ、という結果に繋がったのではないかと思います。
※検索エンジンからの流入とは、GoogleやYahoo!などで検索して当サイトを見た件数を表す指標です。
そういえば、去年の各ジャンルの1位は??
ここまで読んでくださった皆さんは、昨年のTOP5も気になると思いますので、こちらに再掲。
ヨーグルトアカデミーおかげさまで1周年!1年を振り返りヨーグルトの今がわかる全記事ランキング発表!見比べて、1年の違いを感じてみてください!
以上、各データから見る「みんなのヨーグルトアカデミー」2024年TOP5でした。
2年目に入り、共通して読まれているジャンルがあったり、新しくランクインしたジャンルがあったりする中で、やはり今年は「グリークヨーグルト」をはじめとした、韓国発祥のヨーグルト文化のランクインが目立ちました。
当初、編集部では短期的なブームと思っていましたが、夏ごろから始まり、今に至っても形を変えつつ続いています。ここまでくると、ある程度落ち着いた後も文化として日本に根付くと我々は考えます。
さあ、来年はどうなるか??この学びを生かし、みんなのヨーグルトアカデミーの3年目を運営していきますので、皆様今後もこうご期待ください!